はきだめFM

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現実世界でネットスラングを耳にすると恥ずかしいのは何故

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プリングルス おじさん ジャムおじ」 検索 で辿り着いた皆様、ハヒフヘホ。

無職だよブラー。

 

世界はネットを中心に回っているといっても過言ではない。知らんけど。

今やこうして個人が情報発信出来る時代になってしまった。良いのか悪いのかは知らん。

そしてネット文化の発達とともに「ネットスラング」が生まれた。

 

一昔前だと「ワロタ」「オマエモナー」「ノシ」といったお馴染みのスラング。懐かしいですね。

現在だと「草」「ンゴ」「すこ」みたいな言葉たち。

日本も海外も同じく、ネットスラングが流行りまくっている。

おじさんは必死についていく。

 

このネットスラングを現実世界で耳にするとすごくむず痒い気持ちになる。

なぜだろう。ぶっ飛ばしたくなる。

この「なぜ」について考察してみた。

 

意識的なオタクアピール

 

今やオタクや陰キャはステータスやキャラクターとして使われるようになった。

そのキャラ設定を強く表現するのが「喋り言葉」

喋り言葉に一つスパイスを加えることでよりキャラ設定が濃くなる。

 

例えばヤンキーが荒い言葉を使ったり、可愛い女の子がフワフワした言葉を使ったりするアレだ。

そういう表現は半ば無意識に行われるものだと思う。

ヤンキーだって「よっしゃ!ヤンキーだからいかつい言葉遣いしたろ!」とはならないだろう。

 

その反面、ネットスラングに関しては意識的に発信されていることが多いだろう。

無意識に「草生える」とか「キボンヌ」みたいなことを言ってたらアメリカの一番大きい病院でも治せない。

 

そしてその意識とは「オタクと思われたい」という思いなのである。

オタクキャラを定着させ、現実世界でもネットと同じように生きたいという気持ちの表れ。

 

そういう「意識的なオタクアピール」が神経を逆撫でるのではないだろうか。

 

普通の言葉を使ったほうがラク

 

第二に、ネットスラングよりも普通の言葉で喋ったほうがラクだということ。

「面白い」「笑った」ということをわざわざ脳内変換し、「草」と発音することは面倒だ。

 

実際に喋り言葉で「草」と言う人がいたらお婆ちゃんは「よもぎ?」と思ってしまうだろう。

それをまた説明するのも気持ち悪い。

人を選んで使わなければならないのが面倒。

 

そんな言語(?)をわざと使うということが痛々しくて見ていられない。ということではなかろうか。

 

 

共感性羞恥

 

「人が恥ずかしい思いをしていると自分が恥ずかしくなる」アレだ。

言葉に出来ないけど何か恥ずかしい。見てると恥ずかしい。そういう感情。

 

スベり散らかしている大学生とか女の子にがっついてる男とかそういうのを見るとめっちゃ恥ずかしくなる。

そういう気持ちと同じ現象が起こっている。

 

現実世界でネットスラングを耳にすると「痛い人」がその場にいるということで恥ずかしくなる。

当人は恥ずかしいと思っていないということも恥ずかしさに拍車をかける。

 

こういう複雑な感情と情報がこちらに影響してくるので辞めていただきたい。

 

同族嫌悪的な感情

 

最後の要因として「同族嫌悪」が挙げられる。

というのも、「こんなやつの言葉が理解出来てしまう」という嫌悪感だ。

 

いかにもネット民な見た目をしてる人間が放つ言葉、それを理解出来てしまう自分が恥ずかしくなる。

さらに「自分もこうなっていたかも知れない」という気持ち悪さが出てくる。

 

一歩間違えたらこんな風に見られてしまう。そういう恐怖と羞恥が襲う。

これらの要因が働くことで現実世界でネットスラングを耳にすると恥ずかしいのではないだろうか。

 

実例1~ノルアドレナリンと畏怖~

 

中学生の頃、アニメけいおんがめっちゃ流行った。

僕も見ていた。りっちゃんが好きだった。

 

僕と同じクラスにノルアドレナリンという男がいた。

そいつは熱心なオタクだった。

そしてノルアドレナリンは事あるごとに「あずにゃんペロペロ」とか「うんったんっ」とか「やってやるです!」とか言うのである。

 

教室のど真ん中で。

 

僕はこいつと同じと思われたくなかった。

何せめっちゃキモいから。

僕はノルアドレナリンを見下していたが、同時にノルアドレナリンを恐れていた。

こいつがキモいことを言うたびに僕の背中が痒くなるからだ。

そうして僕はノルアドレナリンと話すことは無くなった。

 

実例2~車両を席巻するワイら~

 

電車にて大学生グループが乗ってきた。4人組だ。

いかにも冴えない格好と見た目。声のトーン、話し方。

 

そのうちの一人が「ワイ将、単位を落とし絶望の模様」と発した。

それを皮切りに他の衆が「草生える」「うーんこの」「雑魚すぎンゴ」

みたいなことを発した。車内は緊張に包まれた。

 

ヤバいおじさんが車両に入って来たときと同じ空間だった。

だが奴らはマシンガンのように話し続ける。

 

「イッチやばない?」「ええんやで」「すまんのか」

 

そんな会話が続く。続く。続くったら続く。to be continued...

そして乗換駅になるとそのうちの一人が「ほな」と言った。

続けざま「ほな」「ほな」「ほな」

神奈川でこんな光景を眼にしたのは初めてだ。

 

僕はそっと車両を変えた。

 

実例3~銀魂風口調の女子~

 

少し違うかも知れないが、書いておきたい。

前述した中学時代、同じクラスに腐女子がいた。

見た目はいかにも冴えない感じだが言葉もなかなかエグみを持っていた。

 

腐女子仲間たちの会話は完全に銀魂インスパイア。

「オイィィィィィ!」「◯◯ですかコノヤロー!」

といった言葉の弾丸が放たれている。ここは紛争地。

 

こんな会話を聞いていればこちらの虫唾だってダッシュですよコノヤロー!

 

腐女子のうちの一人、リーダー格の「ヴェノム」は先生と会話するときも銀魂風だった。

「宿題忘れましたが何か」「テストとか聞いてねーぞコノヤロー」

見ていて本当に恥ずかしかった。

ヴェノムは圧倒的な自信と銀魂レペゼンのマインドで卒業まで同じスタンスだった。

 

ブレないヴェノムを見習いたいと思った。

 

ワイ将、絶対にやめていただきたいと懇願

 

以上の要因、実例を挙げたからこの文章を読んだ民はリアルで猛虎弁使うのはやめてクレメンス。

マジで恥ずかしいことになるンゴ。

 

イッチだけじゃなくてワイも、その周りにいる民も恥ずかしくなって顔面アチアチになってしまうんや。

わかったらワイのTwitterをフォローしてたら嬉しいンゴねぇ。

 

ほな。