ワイ無職、会社面談において説教され咽び泣く
オッス!オラ無職!社会ってなぁとんでもねぇ野郎だな!そんな強敵がまだまだいるなんてオラワクワクすっぞ!
「しょくぱんまん 何枚切り」 検索 で辿り着いた皆様、最初に申し上げますが当ページはアンパンマンの考察サイトではありません。ご了承ください。
あんな、俺無職なんやけどぉ。こないだマッチングした会社に面談しにいったんよな。面接ちゃうくて面談な。そこんとこ頼まあ。
そんでな、何かめっちゃマウントとられてん。マジなんなんって感じ。こちとら交通費出して行ってんねやで?ありえへんわ。
JORDANはさておき、実話だからちょっと聞いてほしいのよ。
長くないから。聞きたくない人はサポートするボタン押してくれればいいから。お願い。
面談っていうか。
40分ぐらいかけてオフィスまでなけなしの金を払って向かった。それは大都会。アーバンに騒ぐあーた。
久しぶりのちゃんとした社会的活動。僕の胸は期待と焦燥が入り混じりカルビクッパみたいになっていた。
立派なオフィスビルのB1Fに魔王城はあった。ちょっと埃っぽかった。
敵「どうも^^代表の八つ裂きです^^よろしくおねがいします^^」
僕「ヨロシクオネガイシマス。むらさきわにデス(代表めっちゃ若いやんけ。30歳ぐらいか?優しそうやな)」
八つ裂き「この度は面談のお時間をいただきましてありがとうございます^^」
僕「いえいえこちらこそホニャホニャ(笑顔がこえーよ。目の奥が笑ってねーよ)」
てな感じで面談が始まった。感じの良い社長さんで抱かれてもいいかなと思った。
事業内容とか待遇面の説明をしてもらった。
待遇は普通。事業内容はおもろそう。結構「いいな」と思った。
そんなこんなで面談は始まる。その後起きる恐怖を知る由もない。
次の質問が引き金となったのかもしれない。
八つ裂き「むらさきわにさんが提供できる価値って何ですか?」
僕「前職においての経験から~~」
八つ裂き「それってうちにとって価値になりますかね?」
僕「応用が効くので~~」
八つ裂き「あのね。応用どうこうじゃなくて今のスキルセットのハナシをしてるんですよ。入社してから学ぶとかではなく、現段階でのね?」
僕「!?」
八つ裂き「つまり現段階ではウチにとって価値にはならないということですよね?」
僕「ぉ・・・ぉあ・・・・」
八つ裂き「そもそもそんな経験がありながら何故、前職を退職されたのでしょうか?まさか考えなしだなんて言いませんよね。普通は転職先を見つけてから転職しますよね?そんな向こう見ずな人に応用とか学びとか言われても説得力無いんですよねw」
僕「イェア・・・(ケツに汗をかきながら何故か城島リーダーの結婚のことを思い出す)」
八つ裂き「お話していて思ったのですが、むらさきわにさんは質問するにしても待遇面や就業時間のことばかりで事業に対するビジョンが無いっていうか主体性が無いんですよね」
僕「フルゥツ・・・(浦安鉄筋家族の国会議員の顔を思い浮かべる)」
八つ裂き「このまま面接してもいいお話が出来ないと思いますのでもう一度、ご自身のスキルセットや価値を整理してみてはいかがでしょうか?」
僕「ジェイク・・・(アルマーニの時計が欲しいと思っている)」
僕は反論の余地を与えられずプライドを破壊された。論理的に、諭すように。
ぶん殴られたというよりはローキックで徐々に崩されたようなイメージだ。
こんなに悲しい無職があっていいのか。
僕は働きたいだけなのに。
御社のことはロクに調べてないけど、そこまで言わなくていいじゃん!
そうして僕の面談童貞は儚くも美しく奪われていった。
学んだこと
きめぇ!社会きめぇ!クソ!
もう働かないぞ!畜生!家でスマブラしまくってやる!
じゃなくて。
ちゃんと会社のことを調べたり、自分の価値を考えなきゃいけないんですね。
マジで何も考えてなかったわ。
「全然勉強してねーわーww」な高校生が如く僕は裸一貫で面談に挑んだのだ。
そりゃ破壊される。
会社からしても「なんやこいつ。生粋の無職か?時間無いから帰ってもらお」ってなるわな。
八つ裂きさんはとてもいい人でしたし僕の至らなさが原因であんな風に言わせてしまったのかと思います。
でもそんなに言わなくてよくね?マジリアルファイトだったら判定勝ちだから。
そんな無職な日を終えてクソして寝るのだ。
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